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日本の妖怪

24節気もいよいよ最後の節気となりました・・そうです、「大寒」

一年で一番寒い期間ですね。


先週、とても寒くて雪も積もったり、またうちは水道管が凍ってしばらくの間、「お湯」が出ませんでした。

仕事の帰りにお風呂屋さんによって帰り、また、ちょろちょろとしか出ない水でご飯作って、ちょっと不便でした><


そんなこんなの一月中旬、1月17日放送の話題は「日本の妖怪について」。


なぜこの話題にしたかというと・・・・


日本自然保護協会の会報誌が家にとどき、特集が「日本の妖怪について」だったのです。

記事を書いていらっしゃるのは、民俗学者で妖怪学研究の第一人者、小松和彦さんで「自然と人が育んだ 日本の妖怪」というものです。


昔は自然と人との暮らしの接点が多かったので「自然由来の妖怪」が多く生まれたそうです。

今は自然とのかかわりが減り都市に人口が集中したことから「人間由来の妖怪」が多い時代になったそうです。


妖怪はさとやまに近い存在らしく、古代や中世は自然への畏れ(神を畏れる・・かしこまるという意味)があっとうてきに多かかったそうです。

特に奥山と呼ばれる場所は未知の生物に出会うことを含め、説明のつかない現象や存在を妖怪のしわざ・・という事で納得していたそうですね。


自然と接した暮らしの中で自然への恐れが根強く残る農山村や漁村では、カッパや天狗、海坊主なども・・。


タヌキや狐・・に騙されるなど、私の祖母からはよく聞いたことがあります。

なので、生きているものは大切にね・・。というメッセージも多く祖母から聞きました。


ところが近現代では、科学などが発展したために、説明がつくことが多くなったので、そういった自然や山で生きる動物たちへの優しさもなくなったのですね・・。


木が揺れて、音がしたとき、

「あれは、山の神様が季節が変わるよ・・と教えてくれてるのだよ」


という祖母が話してくれたお話が、近代では

「低気圧が近づいてて、気圧の谷で天候が不安定」・・といった感じに・・・



こんな妖怪が紹介されていました。


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五感で感じる妖怪


■聴覚・・・あずきあらい、

■視覚・・・狐火

■触覚・・・かまいたち

■臭覚・・・オッケルイペ


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自然保護を訴える妖怪


■いわな坊主・・・大イワナの妖怪。坊主に化けて川で禁止されていた毒もみによる殺傷を戒めた。

■もりどん・・南九州一帯で信仰されていた森の神

■ヤマンボ・・・奄美黄島の山の中


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私たちが、綿擦れてしまったかもしれないそういった、見えないものへの配慮や自然に対する敬意、科学でいまでも証明されないものも多くあります。


モノ言わない木や山の生き物たちも、私たちとおなじ地球の住人です。



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みさっぷおすすめ楽曲は・・・・


Classicalより、

「それでも花は咲く」

「祈り」


をお送りいたしました♪




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