インド哲学アーユルヴェーダの話題(4/19放送分)
じつは、2017年ころ体調不良で、薬を使わない世界3大伝統医療のアーユルヴェーダを受けに福岡・長崎に 何度か通ったのですが・・
私って子供のころ体弱くて、小学1年生のときなんて1学期分学校いってないんですね・・・。 勉強はずっと父に家で教えてもらってました。
こうやって父に教えてもらうの、高校卒業までつづきましたよ!!そのころは元気になって学校へはちゃんと行ってましたが、数学や英語、家にホワイトボードがあってそこでいつも教えてもらってました。
だから、数学の解き方も学校の解き方と違ったり。でも、「父に教えてもらえるから・・」というのが頭にあったので、学校でわからなくても大丈夫・・という安心があって、テスト前なんかは出張先まで電話して教えてもらってました><
そんなこんなで、西洋医学はいつもそばにあったんですね・・。
ところが、西洋医学って薬を使うじゃないですか・・ たとえば原因のわからないことはとりあえず心療内科・・そして、そこで処方されるのは やはり薬・・こういうのって悪循環だなぁって、そこで知ったのがインドの伝統医学だったんですね・・
それは、ここ数年で知ったことなんですが、このアーユルヴェーダは長崎・福岡で 今回は、セミナーも受けてきたのですが、これがすごかったです。
もちろん西洋医学も大事です。。たとえば、骨折しました!!って時や、盲腸です!!って時などは絶対に必要ですよね。
だけど、このインドの伝統医学アーユルヴェーダはトリ・ドーシャと呼ばれる3つの要素(体液、病素)の バランスが崩れると病気になると考えられており、これがアーユルヴェーダの根本理論なんです。
ということは、心のバランスもやはり大事だと考えられているんですね。
その名は寿命、生気、生命を意味するサンスクリット語の「アーユス」と知識、学を意味する「ヴェーダ」の複合語である。
医学のみならず、生活の知恵、生命科学、哲学の概念も含んでおり、病気の治療と予防だけでなく、より善い人生を目指すもので、そういったセミナーも受けてきたんです。
健康の維持・増進や若返り、さらには幸福な人生、不幸な人生とは何かまでを追求するこの伝統医学、本当に目からうろこの体験でした、。
さて、世界三大伝統医学のアーユルヴェーダですが、医学・・・といえば、悪いところを直してくれる機関・・ という私たちの意識ですが、アーユルヴェーダでは、その病気の根本から見直す・・といった考え・・または、哲学なんですね。
そして、そういった意味でセミナーやその哲学をまず知るところから病気の治療は行われるんです。
そういったことから、セミナー「人生の目的を知る・」といった題材のものを以前、受講したんです。
講師は、田端瞳先生で、田端先生はインドのアーユルヴェーダの医師免許を取得されていらっしゃる筋金入りのアーユルヴェーダドクターです。
ドクターという事ですので、医療行為のできる日本では数少ない先生ですね。
西洋医学と異なり、アーユルヴェーダの領域は目に見える症状を取り除いたり特定の病気を治すことだけにとどまりません。
アーユルヴェーダでは生命は肉体だけから成り立つものではなく、心、魂、五感も含めて生命だと考えます。
「自然と調和して暮らす」ということを重視しているアーユルヴェーダはその調和が崩れると病気になるという考えです。
そして、病気の主たる原因の一つは、知性のあやまった使い方にあると考えています。
たとえば・・ 目、耳、鼻といった感覚器官の使用は最適であるべきなのですが、大音量の音楽を聴きすぎるとか、 テレビを見すぎるといったかどの感覚器官の使用はアンバランスを招きます。
すべての生き物が自然の法則にしたがって生きているなかで、人間だけが自然の法則に反した生き方をしています。 それが不講和と病気をひきおこしているのです。
そして田端先生のセミナーの「人生の目的をしる」という講義、これが今の自分の苦しみ(病気や苦悩や・・) そういったことにも通じるのかしら・・と、普通の人なら疑問に思うとおもうんです。
例えば、私も以前もっていたパニック障害・・これも、しんどいからと、心療内科にかかっても 結局薬の処方でしか治療方法がない・・という悪循環なんですね・・。それで治れば本当にいいのですが、根本解決にはなってないかも・・・・
かといって、これは気持ちの問題でもないんですよ。
よく、そういった病気は「気分転換したらなおるよ!!」とか、鬱の人にも、「外にでて人と会えばよくなる・・」とか、言われる方も多くてこれは、なった人にしかわからないものなんですね・・。
だからといって、「人生の目的を知る」というところになかなか結び付けられないんですよね・・ だって、そういわれてしまえば、じゃ、考え方が間違っていたから病気になったの??とか、メンタル弱いからなったの??ってことだと思うでしょ??
本当にそうじゃないんですが、ですが、アーユルヴェーダ医学では、どんな病気でもそういった根本的なところからみなおしてみる!! という事なんですね。「みなおす!!」じゃなくて「みなおしてみる」んです。
■今回は、心や体の基盤として生じるあらゆる不幸は「無知」に基づいている・・というところからのアプローチでした、。
そして、知識は無知を取り除きます・・
そのうえで、まず、私の心に刺さったこと・・それは、「生きる過程を(精神的な成長を)楽しむために生きる・・」という事なんです。
私たちは、「夢」や「こうなるんだ」という事に向かってその達成のため・・と思いがちですが、その過程を楽しむ事・・ これって、たとえば、前に話したことがある、帰り道を急ぐのでなくその道程を楽しまないと・・ といったことに通じるなぁ・・と思いました。
そして、例えば、苦しい事がその過程であったときに、その苦しみをも楽しむ・・感じることを楽しむ・・という事なんです。
ちなみに、そういった苦しみ・・これを開放すること・・これは修行なんですね。。やっぱりか!!!とおもうも、ちょっと違う。
その違いは、修行といえば→滝に打たれてたり、しんどいイメージですよね・・・これはどういうことかというと、 「自分が嫌だなぁ・・と思う事に、トライするその気持ちを克服すること」なんだそうです。 これって、「朝おきるのしんどいよな。。でも、いつもより早く起きよう!!」これも修行ですよね・・あ、、違うかなぁ・・
違いません。
■そして、人生の目的・・といった核心部分・・ これは、 ①ダルマ・・できる事、したい事、したほうがいい事・・要するにやりたい仕事を果たすこと ②アルタ・・・富や豊かさを感じる事(その感覚を味わう・・例えば、おいしい、屋根があるところに住んで幸せという小さなことも) ③カーマ・・・条件付きの愛を感じる・・結婚や親子の愛もカーマ といった、3つの自分の自我に基づくステップにつづき、 私たちの魂の行き着くところ最終ステップの ④モークシャ・・・喜びも悲しみも越えてゆくとこ・・願望を終わらせるところ、 自己からの解放・・ といった4つの過程を詳しく教えていただきました。
★モークシャってどんなの?? ➡仏陀・・・・苦しみの原因=無知からの解放、考えがなくなり心の反応がなくなりただ観察するだけ・・ ➡キリスト・・愛だけである ★モークシャって?? 人生の最終目的で、もう生まれてくる必要がない(輪廻転生がない)=死なない
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ここで面白いお話しをピックアップ
ヤーマ閻魔さんのお話し・・・閻魔様・・インドの地獄を守る神さま
①死んだときに、必ずそこに連れていかれるらしい・ 肉体を魂が離れたときにこの世に執着があれば、プレタというこの世をさまよう魂になって、肉体として生まれ変われない
②ちゃんと執着なく魂が離れると、閻魔さんのところにつれていかれて、閻魔さんに質問をされるらしい・・・ 質問に答えられたら、地獄を味わう事無く、レッスンを受けるべく人間界に戻してくれる。
➡地獄というのは、今この場所にもあると書かれている この世で誰かを苦しめたり、殺したり、非常に苦しい思いをさせてしまった場合には自分も同じ苦しみを次の生で魂のレベルでそれを相殺しなければならない・・・それが地獄だと考えられている。
その時には死なない体をもらってそれで苦しみだけを味わう・・・そういうことをしなければならない・・と書かれているそう・・
こわい~~~~
そこを守っているのが閻魔大王さまだといわれてる
閻魔さんの質もんに答えられたら許してもらえる・・ なのでこの質問の答えを教えてもらったので、覚えておきましょう!!
①人が死ぬときについてくるものは??? カルマ ②何を持っている人が賢くなる?? 叡智 知恵 ③捨てると豊かになるものは?? 執着・欲 ④この世で不思議なこと(閻魔さんが不思議に思う事)は? モークシャ(死を超える事)をせずに自分は死なないと信じていること
・・さて、みなさんは答えられましたか???
もっと深く、この哲学を勉強してみたい\\と思いました。
この哲学が5000年も前からある哲学だなんて、信じられないですね・・ 本当に、私たちはまず、どんなことも知ること・・大事です。
いろんな気づきを得た経験でした♪
曲は・・私の大好きな曲で・・・
このyoutubeが素敵なんです。
子供たちの笑顔で、武器を持った大人たちがその武器を捨てていくんです。